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大は小を兼ねる!大きい声は正義!息のスピードを上げてしっかりとした声を出そう!

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ボイストレーニングを始めたばかりの方や、歌声に自信が持てない方からよく聞く悩みがあります。

「声が細い」
「高音になると弱々しくなる」
「マイクがないと聞こえない」
「ミックスボイスが安定しない」

そんな方にまず試していただきたいのが、

『大きい声を出すこと』

です。

最近では「力を抜こう」「楽に歌おう」という言葉が広く知られるようになりました。

しかし、その言葉だけが一人歩きしてしまい、必要な声量まで失っているケースも少なくありません。

実はボイストレーニングの現場では、

「大きい声は正義」

と言える場面が非常に多いのです。

もちろん無理やり怒鳴ることではありません。

今回のテーマは、

「息のスピードを上げて、しっかりとした声を作る」

です。

なぜ大きい声が上達への近道なのか。

なぜ息のスピードが重要なのか。

詳しく解説していきます。

なぜ声が小さくなってしまうのか?

まずは声が小さくなる原因から見ていきましょう。

多くの方は、

「大きい声=喉に力を入れる」

と思っています。

そのため、

・喉が苦しい
・疲れそう
・音程が狂いそう
・近所迷惑になりそう

という不安から、最初からセーブして歌ってしまいます。

しかし実際には、

声量不足の原因は喉ではなく、

息のエネルギー不足

であることが非常に多いのです。

声帯は息によって振動します。

つまり、

息の勢いが弱い

声帯振動が弱い

声が細くなる

という流れが起きます。

車で例えるなら、

ガソリンがほとんど入っていない状態でアクセルだけ踏んでいるようなものです。

どれだけ発声テクニックを学んでも、エネルギー源が不足していれば声は育ちません。

息のスピードが声の太さを作る

ここで重要になるのが、

息の量ではなく息のスピード

です。

初心者の方は、

「大きい声を出そう!」

と思うと大量の息を吐いてしまいます。

しかしそれでは声がかすれたり、息漏れしたりしてしまいます。

本当に必要なのは、

息の量を増やすことではなく、

息を速く飛ばすこと

です。

水鉄砲をイメージしてみてください。

同じ水量でも、

勢いよく飛ぶ水鉄砲と

だらだら流れる水鉄砲では

飛距離が全く違います。

歌も同じです。

✔︎息を速く飛ばす
✔︎声帯振動が安定する
✔︎芯のある声になる
✔︎高音も出しやすくなる

この流れが作られていきます。

声量がある人ほど歌が安定する理由

プロ歌手のライブを聴くと、

「そんなに力んでいないのに声が飛んでくる」

と感じたことはありませんか?

実はこれは、

息のスピードコントロールが非常に上手だからです。

声量がある人は、

単純に大声を出しているわけではありません。

・息が速い
・支えが強い
・声帯閉鎖が安定している
・共鳴が整っている

という状態が同時に起きています。

その結果、

遠くまで響く声

になるのです。

逆に小さい声ばかり練習していると、

必要な筋肉が育ちません。

スポーツでも同じです。

軽い負荷だけでは筋力は成長しません。

声もある程度の負荷が必要なのです。

大きい声で練習するメリット

大きい声で練習すると様々なメリットがあります。

✅声帯振動が活性化する
✅呼吸筋が鍛えられる
✅共鳴が見つけやすい
✅高音の基礎が作れる

特に初心者の方は、

小さく繊細に歌う練習よりも、

まずしっかり鳴らす練習の方が上達が早いケースが多いです。

大きい声を出せるようになると、

後から小さい声にも対応できます。

しかし、

小さい声しか出せない状態から大きい声を出そうとすると非常に苦労します。

だからこそ、

大は小を兼ねる

なのです。

高音が出ない人ほど声量練習をしよう

高音が苦手な方ほど、

「優しく歌おう」

「力を抜こう」

を意識し過ぎています。

もちろん脱力は大切です。

しかし、

エンジンがかかっていない状態で脱力しても意味がありません。

まずはしっかり声を鳴らす。

そこから余計な力を抜く。

これが正しい順番です。

・声を鳴らす
・息を飛ばす
・響きを作る
・脱力する

この順番で練習すると高音も安定しやすくなります。

ミックスボイス習得にも大きな声は必要

ミックスボイスが上手くいかない方の多くは、

実は声量不足です。

ミックスボイスは、

地声と裏声の中間ではなく、

声帯の効率的な振動状態です。

そのため、

ある程度のエネルギーが必要になります。

弱々しい息では声帯が安定せず、

裏返ったりひっくり返ったりします。

✔︎息のスピードを上げる
✔︎声帯振動を安定させる
✔︎共鳴を乗せる
✔︎ミックス化する

この順番が理想です。

「ミックスボイスができない」

という方ほど、

まずは元気よく声を出してみると意外なほど改善することがあります。

大きい声と怒鳴り声は全く違う

ここで勘違いしてほしくないのが、

「大きい声=怒鳴る声」

ではないということです。

実際のレッスンでも、

声量を上げようとして喉を締めてしまう方は少なくありません。

しかし、本当に良い発声は喉で頑張って作るものではなく、

息のスピードと横隔膜の支えによって作られるものです。

怒鳴り声は、

喉の筋肉を使って無理やり音量を上げている状態です。

一方で理想的な大きい声は、

息のエネルギーが効率よく声帯へ伝わり、自然と響きが増えている状態です。

・喉で押す
・首に力が入る
・すぐ疲れる
・高音で苦しくなる

これは怒鳴り声の特徴です。

逆に、

・息が前へ飛ぶ
・声が遠くまで届く
・音程が安定する
・長時間歌える

これが理想的な発声です。

大切なのは、

「もっと大きく出そう!」

ではなく、

「もっと息のスピードを上げよう!」

という意識です。

息のスピードを上げる簡単トレーニング

声量アップの第一歩は、

息のスピードを高めることです。

おすすめは、

ロウソクを吹き消すイメージのトレーニングです。

目の前にロウソクがあると思って、

「フッ!」

と短く鋭く息を吐いてみましょう。

この時、

大量の息を吐こうとする必要はありません。

大切なのは、

勢いよく前へ飛ばすことです。

その後、

「ハッ!」

「ホッ!」

と短く発声してみましょう。

この時に、

横隔膜を前へ軽く摘んだまま支えていられれば成功です。

息を吐いた瞬間に身体がしぼむのではなく、

前方向への支えを保ったまま発声できる状態を目指しましょう。

✅短く鋭く吐く
✅横隔膜で支える
✅喉を固めない
✅前方向へ飛ばす

この感覚が身につくと、

声の芯や存在感が大きく変わってきます。

カラオケでは普段の120%を目指そう

レッスンではできるのに、

カラオケになると声が小さくなる方はとても多いです。

理由は簡単で、

「失敗したくない」

という心理が働くからです。

しかし発声練習の段階では、

多少大げさなくらいがちょうど良い場合もあります。

自分では出し過ぎだと思っても、

録音すると意外と普通だったりします。

特にサビでは、

息を前へ飛ばす意識を強く持ってみましょう。

・Aメロで準備する
・Bメロで加速する
・サビで解放する
・最後まで息を飛ばし切る

この流れが作れると、

歌全体の説得力も増していきます。

声量アップで音程も安定する

音程が不安定な人ほど、

音程の問題だと思い込んでいることがあります。

しかし実際には、

声量不足が原因になっているケースも非常に多いです。

息のスピードが不足すると、

声帯振動が弱くなります。

すると、

✔︎ピッチが揺れる
✔︎音がひっくり返る
✔︎高音が苦しくなる

という状態が起きやすくなります。

反対に、

しっかり息を飛ばせるようになると、

声帯振動が安定し、

音程も自然と整いやすくなります。

✅息のスピードが上がる
✅声帯振動が安定する
✅音程が整う
✅高音も出しやすくなる

という好循環が生まれるのです。

ミックスボイスにも声量は必要

ミックスボイスができない方の多くは、

裏声の練習や地声の練習ばかりに集中しています。

しかし、

その前に確認してほしいことがあります。

それは、

十分な発声エネルギーがあるかどうかです。

ミックスボイスは、

地声と裏声の中間ではなく、

効率的な声帯振動の状態です。

そのため、

ある程度の息のスピードと支えが必要になります。

弱々しい息では、

声帯が安定せず、

裏返ったり、

ひっくり返ったりしやすくなります。

・息のスピードを上げる
・横隔膜で支える
・共鳴を作る
・ミックス化する

この順番で考えると成功率は高くなります。

プロ歌手の声が飛ぶ理由

ライブ会場でプロの歌声を聴くと、

驚くほど遠くまで声が飛んできます。

それは単純にマイクの性能だけではありません。

元々の声のエネルギーが大きいのです。

プロは日頃から、

✔︎息のスピード
✔︎横隔膜の支え
✔︎共鳴の使い方

を徹底的に鍛えています。

・呼吸筋を鍛える
・横隔膜で支える
・息を飛ばす
・響きを育てる

こうした積み重ねが、

客席の後ろまで届く声を作っています。

おすすめの練習曲

息のスピードと声量アップを練習するなら、

次の4曲がおすすめです。

・怪獣の花唄
・粉雪
・ハッピーエンド
・栄光の架橋

それぞれ異なる発声能力を鍛えることができます。

まず、

「怪獣の花唄」は声量トレーニングの定番です。

サビでは息を強く前へ飛ばし続ける必要があります。

途中で支えが抜けると声が細くなるため、

横隔膜を前へ摘んだまま歌う感覚を養うことができます。

「粉雪」はロングトーンの宝庫です。

特にサビの伸ばす音では、

息のスピードを最後まで維持する必要があります。

声量と持久力を鍛えるのに最適です。

「ハッピーエンド」は優しい曲ですが、

実はしっかりした支えが必要です。

弱々しく歌うのではなく、

息を流し続けながら柔らかく歌う練習になります。

優しい声と弱い声の違いを学べる名曲です。

そして、

「栄光の架橋」。

この曲は総合練習曲と言っても良いでしょう。

✅ロングトーン
✅高音
✅声量
✅支え

すべてが必要になります。

息のスピードを落とさず歌い切れれば、

発声能力は大きく向上しているはずです。

よくある失敗例

ここで多くの方がやってしまう失敗も確認しておきましょう。

☑️肩が上がる

呼吸が浅くなり、

息のスピードが作りにくくなります。

☑️顎が上がる

喉周りが固まり、

高音が苦しくなります。

☑️息を大量に使う

息漏れした声になり、

逆に声量が落ちます。

☑️喉で押し込む

最も避けたいパターンです。

大切なのは、

息の量ではなく、

息のスピードです。

そして、

そのスピードを支える横隔膜の支えです。

Q&A

Q. 声が小さい人は最初から大きな声を出した方が良いですか?

A. はい。ただし怒鳴る必要はありません。息のスピードを上げながら、少しずつ声量を育てていきましょう。

Q. マンションなので大きな声を出せません。

A. カラオケやスタジオなど、しっかり声を出せる環境を活用するのがおすすめです。

Q. ミックスボイスにも効果がありますか?

A. 非常に効果があります。ミックスボイスが不安定な原因が、実は声量不足だったというケースも少なくありません。

Q. 女性にも同じ考え方が当てはまりますか?

A. もちろんです。男女問わず、息のスピードと横隔膜の支えは発声の基本になります。

まとめ

「大は小を兼ねる」

これは発声においても非常に大切な考え方です。

小さな声や繊細な表現は、

大きな声が出せる土台の上に成り立っています。

まずは、

しっかり息を飛ばせること。

そして、

横隔膜を前へ摘んだまま支えられること。

その結果として、

芯のある大きな声が生まれます。

✅息の量よりスピードを意識する
✅横隔膜で支える
✅喉で頑張らない
✅大きな声で基礎を作る

この順番で練習することで、

歌声は確実に成長していきます。

ぜひ今回の動画を参考に、

息のスピードを高めながら、

遠くまで届く気持ちの良い歌声を育ててみてください。

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