📣\「ABEMA 今日、好きになりました。」等、メディアでも多数レッスンを担当!/
渋谷駅徒歩5分!30分無料ボイトレ体験レッスン受付中!こちら!
徳永英明さんの代表曲『壊れかけのRadio』。
この楽曲を聴くと、多くの人がまず魅力を感じるのが独特の息混じりな声ではないでしょうか。
優しく語りかけるような空気感。
切なさを含んだ声色。
そして少し掠れたハスキーな響き。
このような声に憧れて、
「どうやったらウィスパーボイスが出せるの?」
「ハスキーボイスって生まれつきじゃないの?」
「後天的に練習して身につく?」
という質問を受けることが非常に多くあります。
結論から言うと、
ウィスパーボイスもハスキーボイスも、ある程度は後天的に作ることが可能です。
もちろん生まれ持った声帯の特徴はありますが、
実際には
・声帯閉鎖の強さ
・息漏れ量
・共鳴位置
・発音方法
によってかなり印象が変化します。
今回は『壊れかけのRadio』を例に、
ウィスパーボイスとハスキーボイスを後天的に作る方法について詳しく解説していきます。
まずウィスパーボイスとハスキーボイスの違いを理解しよう
この2つは混同されやすいですが、実は全く違います。
まずは違いを整理しましょう。
✅ウィスパーボイス=息が主体の声
✅ハスキーボイス=声帯振動が主体の掠れ声
です。
ウィスパーボイスは、
「はぁ…」
というため息に近い状態。
息の割合が多く、柔らかい印象になります。
一方ハスキーボイスは、
声帯が振動しながらも完全には閉じず、
少しノイズ成分を含んだ声です。
徳永英明さんの場合、
純粋なウィスパーだけではなく、
ハスキーな成分も同時に存在しています。
そのため、
「優しいのに切ない」
という独特の世界観が生まれているのです。
ウィスパーボイスの正体は息漏れ量
ウィスパーボイスを出したい人の多くは、
息をたくさん吐けば良いと思っています。
しかし実際には少し違います。
重要なのは、
息の量ではなく
息漏れのコントロールです。
例えば、
「あーーーー」
と普通に発声します。
次に、
「はぁーーーー」
とため息を出します。
この中間くらいを狙うのが理想です。
完全なため息になると歌になりません。
逆に普通の発声ではウィスパー感がなくなります。
つまり、
声帯振動を少し残しながら息を混ぜる。
これが重要です。
✔︎声帯振動は残す
✔︎息漏れを増やす
✔︎力まない
✔︎息を押し込み過ぎない
このバランスがウィスパーボイスの基本になります。
息を増やそうとして失敗する人が多い理由
レッスンでも非常に多いのですが、
初心者ほど息を大量に吐こうとします。
するとどうなるでしょうか。
声帯が振動できなくなります。
結果として、
ただのため息になります。
実はウィスパーボイスとは、
息を増やす技術ではなく、
声帯閉鎖を少し弱める技術なのです。
例えば電球の明るさを調整するようなイメージです。
完全に消すのではなく、
少し暗くする。
これがウィスパーボイスです。
おすすめ練習①「ハ行発声」
最初の練習としておすすめなのがハ行です。
例えば、
「はひふへほ」
をゆっくり発声してみましょう。
ハ行には自然に息成分が含まれます。
そのためウィスパーボイスへの入口として非常に優秀です。
慣れてきたら、
「はーーー」
を少しずつ
「あーーー」
へ近づけていきます。
すると、
息と声の中間地点を体感できます。
この感覚が作れれば、
ウィスパーボイス習得はかなり近づきます。
ハスキーボイスは声帯の隙間から生まれる
次にハスキーボイスです。
ハスキーボイスは、
声帯が完全には閉じない状態で振動すると生まれます。
このとき、
規則正しい振動だけでなく、
ノイズ成分が混ざります。
それが私たちの耳には
「掠れ声」
として聞こえます。
つまり、
ハスキーボイスの本質は
ノイズ成分のコントロールです。
✔︎完全閉鎖ではない
✔︎完全開放でもない
✔︎ノイズが混ざる
✔︎声帯振動は維持する
この状態が理想です。
実はハスキーボイスは危険と隣り合わせ
ここで注意したいことがあります。
それは、
無理にハスキーを作ろうとすると喉を壊すことです。
よくある失敗例が、
喉を締める
喉を擦る
無理にガラガラ声を出す
というものです。
これはハスキーボイスではありません。
ただの喉へのダメージです。
本来のハスキーボイスは、
力まず自然に発生するノイズです。
頑張って作るものではありません。
むしろ脱力した方が出しやすいケースも多いのです。
『壊れかけのRadio』で学べること
この楽曲の素晴らしい部分は、
ウィスパーとハスキーの割合が絶妙なことです。
息だけでもない。
ガラガラでもない。
その中間にあります。
だからこそ、
懐かしさ
切なさ
温かさ
が同時に伝わってくるのです。
徳永英明さんの歌唱を分析すると、
・息を多く含む
・声帯閉鎖は強過ぎない
・共鳴は前寄り
・柔らかい発音
という特徴が見えてきます。
これらは後天的な練習によって近づけることが可能です。
まずは「優しく話す声」から始めよう
ウィスパーボイスもハスキーボイスも、
実は歌う前に話し声で練習できます。
好きな人に内緒話をするような声。
寝る前に家族へ話しかけるような声。
そのくらいの優しさを意識してください。
多くの人は歌になると急に力みます。
しかし徳永英明さんの魅力は、
歌っているのに話しているように聞こえることです。
まずは日常会話レベルで、
柔らかい発声を作るところから始めてみましょう。
ハスキー感を安全に作るためのトレーニング
先ほどお伝えしたように、ハスキーボイスは喉を潰して作るものではありません。
むしろ健康な声帯の上に、少しだけノイズ成分を乗せる感覚が重要です。
そこでおすすめなのが「エッジボイス」を利用した練習です。
エッジボイスとは、
「ア゛ア゛ア゛ア゛」
というドアが軋むような低音の声です。
声帯がゆっくり振動している状態なので、声帯の感覚を掴みやすくなります。
練習方法は簡単です。
まずは小さな声でエッジボイスを出します。
その後、
エッジボイス
↓
通常発声
へ移行します。
例えば、
「ア゛ア゛ア゛」
↓
「あーーー」
という流れです。
すると、
少しだけノイズを含んだ発声感覚が分かりやすくなります。
✔︎小さな音量で行う
✔︎喉を締めない
✔︎力まない
✔︎違和感があれば中止する
この4つを守りながら練習しましょう。
ウィスパーボイスは「息を押す」のではなく「息を逃がす」
ウィスパーボイスを練習する際、
多くの人が勘違いしているポイントがあります。
それは、
息を強く吐くこと
です。
実際には逆です。
息を押し出すのではなく、
自然に逃がす感覚が必要です。
例えば、
寒い日に手を温める時の
「はぁ〜」
という息。
あの脱力感です。
歌になると、
どうしても
「届けなきゃ」
という意識が働きます。
しかしウィスパーボイスでは、
届けるより漏らす
くらいの感覚の方が成功しやすいのです。
『壊れかけのRadio』で意識したい発音
この曲を歌う時に注目したいのが発音の柔らかさです。
徳永英明さんは、
子音を強く叩きません。
例えば、
「タ行」
「カ行」
「パ行」
などを鋭く発音すると、
一気にポップス感が強くなります。
一方でこの楽曲は、
全体的に角を丸くしています。
そのため、
声の空気感が際立つのです。
特にバラードでは、
言葉を投げるのではなく、
言葉を置く感覚が大切です。
✔︎子音を強く叩かない
✔︎母音を丁寧に伸ばす
✔︎息の流れを止めない
✔︎会話に近い発音を意識する
これだけでも雰囲気はかなり変わります。
息と声の割合をコントロールしよう
ウィスパーボイスもハスキーボイスも、
結局はバランスです。
声100%ではありません。
息100%でもありません。
理想は、
声7:息3
声6:息4
くらいから探していくことです。
もちろん個人差はあります。
しかし初心者の場合、
最初から息を増やし過ぎる傾向があります。
まずは普通の発声をベースにして、
そこへ少しだけ空気を混ぜる。
この順番が大切です。
共鳴位置を前へ集める
徳永英明さんの歌声を分析すると、
非常に前方向へ集まった響きがあります。
鼻腔付近
上前歯付近
頬骨付近
この辺りに振動を感じやすい声です。
逆に、
喉の奥だけで響かせると、
重く暗い印象になります。
ウィスパーボイスやハスキーボイスは、
前方向へ響きを集めることで、
繊細なニュアンスが伝わりやすくなります。
おすすめはハミング練習です。
「んーーーー」
で前歯の裏が振動する感覚を探してみましょう。
その響きを保ったまま、
「なーーー」
「まーーー」
へ移行していきます。
すると前方向の共鳴を維持しやすくなります。
感情表現が声質を作る
実は声質そのもの以上に重要なのが感情です。
『壊れかけのRadio』を聴いていて、
多くの人が感動する理由は、
単純にハスキーだからではありません。
懐かしさ
孤独
優しさ
愛情
そういった感情が声に乗っているからです。
もし同じ声質でも、
無感情で歌えば魅力は半減します。
だからこそ、
ウィスパーボイスやハスキーボイスを練習する際も、
まず感情を作ることが重要です。
例えば、
夜中に一人で昔の思い出を振り返る。
そんなシーンを想像するだけでも声色は変化します。
よくある失敗例
ウィスパーボイスやハスキーボイスを練習する際に多い失敗例をまとめておきます。
✅息を吐き過ぎてため息になる
✅喉を締めてガラガラ声になる
✅音程が不安定になる
✅息が続かなくなる
✅声量が極端に下がる
✅無理に掠れさせる
これらはすべて初心者によく見られます。
特に、
「ハスキー=ガラガラ」
と思い込んでしまう人は非常に多いです。
本来のハスキーボイスは、
健康的な発声の中に少しだけノイズが混ざった状態です。
喉を壊す必要はありません。
ウィスパーボイスとハスキーボイスを両立させるコツ
徳永英明さんのような声を目指す場合、
どちらか一方だけでは足りません。
必要なのは、
ウィスパー感
と
ハスキー感
の共存です。
そのためには、
声帯閉鎖を弱め過ぎないこと。
これが重要です。
完全な息声になるとウィスパーだけになります。
逆に閉鎖が強過ぎると普通の発声になります。
つまり、
閉鎖と開放の中間地点
を探す作業なのです。
ここが見つかると、
一気に表現の幅が広がります。
Q&A
Q. ハスキーボイスは生まれつきですか?
生まれつきの要素はありますが、後天的に近づけることは十分可能です。
発声方法や声帯の使い方によって印象は大きく変わります。
Q. ウィスパーボイスばかり練習すると喉に悪いですか?
過度な息漏れ発声を長時間続けると疲労の原因になる場合があります。
通常発声とのバランスを取りながら練習しましょう。
Q. ガラガラ声になればハスキーボイスですか?
違います。
ガラガラ声は喉への負担によって起こる場合があります。
ハスキーボイスは自然なノイズ成分を含んだ健康的な発声です。
Q. 女性でも練習できますか?
もちろん可能です。
男女問わず息のコントロールと声帯閉鎖の調整によって習得を目指せます。
Q. どれくらいで身につきますか?
個人差はありますが、
感覚を掴むだけなら数週間、
実際の歌唱で安定させるには数ヶ月単位で考えると良いでしょう。
まとめ
『壊れかけのRadio』で聴ける魅力的な声は、
単なる息漏れ声でも、
単なる掠れ声でもありません。
ウィスパーボイスとハスキーボイスが絶妙なバランスで共存している状態です。
そのためには、
・声帯閉鎖を少し弱める
・息を自然に逃がす
・前方向へ共鳴を集める
・感情を乗せる
ことが重要になります。
そして何より、
喉を潰して作るのではなく、
健康的な発声の延長線上で作ることが大切です。
徳永英明さんの『壊れかけのRadio』のような、優しく切なく語りかける歌声を目指す方は、ぜひ今回ご紹介した練習法を試してみてください。
少しずつ息と声のバランスを調整していくことで、あなたらしいウィスパーボイスやハスキーボイスがきっと見つかるはずです。✨
📣\「ABEMA 今日、好きになりました。」等、メディアでも多数レッスンを担当!/
渋谷駅徒歩5分!30分無料ボイトレ体験レッスン受付中!こちら!





